「KISS ME&LOVE ME」



BY 槻也








「だから、なんなんだよ!」


鉄生の怒りの声が、もう誰も居なくなったREDの医局に響く。
正確には自分とあと2人、陵刀とリンが目の前に居るだけだった。


仕事も終わりまさに帰ろうとしていた鉄生の前に二人が立ちはだかった。


「なんでって、愛だよ!愛!」
「そうデス、LOVEデス岩城クン」

二人が顔を近づけ力説してくる。

そんな事を言われても今の鉄生は机の上に押し上げられ、リンに上着を、陵刀にズボンを
脱がし掛けられている。
必死に抵抗するがさすがに男二人掛かりでは防ぎきれない。

「全然意味がわからねぇよ!」

「だからね、僕ら鉄生君が好きなの。」

「でも司が岩城君は自分の恋人だって言うんデス。だから本人に聞いて見るって言ったら・・・」
「鉄生君は照れ屋でしょう?リンに聞かれても教えてくれないよって」

一体どうしたらそんな話しになったのか全く解らないがとりあえず鉄生は大人しく聞いていた。

「で、鉄生君がいかに僕にメロメロかをリンに聞かせてあげたの」

「・・・・」

あきれて怒る気にもなれないでいた。

「だったらボクのテクニックでメロメロにしたらボクのモノってことデスヨネ!」

開いた口がふさがらない

どっと疲れが増した・・・
あきれ顔で鉄生が二人を押し返す。

「陵刀も木々樹先生も何言ってるかわかんねんよ!っていうか俺を無視して話を進めるな!」

だって!と言う顔で二人は鉄生の前でふてくされる。
脱がされかけた服を中途半端に整え、鉄生は足早に部屋を出ようとした。
とにかく早く逃げなければマズいと本能が叫んでる。

しかし・・・
2人が素直に返すはずもなくあっと言う間に引き戻された。

「鉄生君♪」

満面の笑みの陵刀が迫る。

「岩城クン♪」

背後からリンがしっかりと抱きしめる。


チャンスを逃した・・・


■■■■■


「放せ!!」

部屋に鉄生の必死な叫び声が響くが誰も部屋を訪れる事はなく静まりかえる。

鉄生は机の上で半裸の状態で手足を押さえ込まれていた。
上着は取り去られ腕を頭の上に上げた状態でリンに掴まれ、
トランクス以外は脱がされた状態で陵刀に脚を持ち上げられ、頭と脚が天地逆になる。
開脚後転の途中のように自分の顔の上に股間を晒された。

「素敵な格好デスネ。」
「ほらほら〜あと1枚だよ〜?」

「馬鹿!いい加減にしろ!!」

「はいはい」
「大人しくしてて下サイ」

大の男2人がかりで押さえ込まれてはどんなに抵抗してもビクともしない。
あっと言う間に鉄生は最後の下着を剥ぎ取られ完全に全てを晒す格好になった。

「あぁ、岩城クン♪とっても可愛らしいデスネ」
「ほら鉄生君、もうヒクヒクしてるよ」

鉄生の顔が真っ赤になる。2人の前に晒されたアナルがヒクつく。

「ひぁっ?!」

リンの手が鉄生の乳首を摘む。片手はしっかりと鉄生の腕を固定したままで。
指の腹で転がすようにして刺激するとツンと堅さを増した。

「ホラ、乳首が勃ってきまシタ。気持ちイイでショウ?」

そう言いながらリンが鉄生の唇を奪う。
唇を甘噛みし、舌を口腔内に滑り込ませる。
クチュクチュと唾液の絡む音が頭に直接響くように鉄生の正気も奪った。

鉄生の目が潤む

「鉄生君、リンにばかり気を取られてちゃダメだよ」
「や・・・うぁ・・・」

陵刀の手が鉄生の目の前のペニスを掴む。

「もう完勃ちじゃない?ほら、扱いて欲しい?」
「や・・ぁあ・・・」
「言わないなら弄ってあげない」

陵刀はソコを握ったままもう片方の手で鉄生のアナルに触れた。
閉じた入り口を指先でゆるゆると刺激し、ゆっくりと指を埋めていく。

「んぁ・・・うぅ・・ん」

目の前で陵刀の指が自分を犯す様を見せられる。恥ずかしさで顔を隠したくても
リンがしっかり掴んで離してくれない。

「ずるいデスヨ、司。」

そう言うとリンが自分のジーパンからベルトを抜き取り鉄生の手に巻き付けた。

「痛っ・・・」

リンも鉄生のアナルに指を埋める。

「ひぃ!?・・な・・何して・・」

陵刀の指とリンの指が別々の動きで鉄生のアナルを掻き回す。
不規則な動きで内壁を押され卑猥な音が響き耳までも犯されいるようで
鉄生は必死に頭を振って意識を紛らわそうとした。

「・・やぁ・・・うあぁ・・・それ・・やめ・・・」

すぐに意識を陰部に持っていかれそうでちゃんとした言葉が出ない。
其れを良い事に二人は鉄生を遠慮無く攻め楽しむ。

お・・おかしくなる・・・

ゆるゆると鉄生は陵刀に手を伸ばす。
すでに鉄生の目には涙が浮かび助けを求める。

「りょ・・と・・」
「うん、鉄生くん。」
「・・・気に入らナイネ・・・」
「!っひぃ」

無造作にリンが指を抜く。
ヒクヒクと鉄生のアナルが疼き、ペニスが張りつめる。

「だから言ったでしょう?リン。」
「納得いきまセン・・・」
「しょうがないね・・・今日だけだよ?」

陵刀が差し出された鉄生の手を掴むと自分に引き寄せ抱きしめる。

「ごめんね鉄生くん。今日だけ、可哀想なリンの相手もしてあげて?」
「・・・何・・?」

そう言うと鉄生の体をしっかり抱きしめたままリンに向けて鉄生のアナルを広げた。
散々ほぐされたソコは口を開き物欲しそうに淫液を垂らす。
クシャクシャと頭を掻きむしるとリンはふてくされた顔で突き出された鉄生の尻肉を
掴んで自分のモノを宛がった。

「諦めたわけじゃナイですカラ・・・」
「・・・うそ・・・木々樹せん・・・せ・・・」

そう言うとゆっくりと鉄生の中へ堅く怒張したリンが進入してきた。

「ぃ・・ひぁ・・・いやだ・・・苦しい」
「岩城クン・・・」
「ほら、鉄生くん。こっちも触ってあげるね」
「やだ、いやだ・・・」

圧倒的な質量のリンのペニスが鉄生の中を出入りし最奥を突く。
外人のモノは凄いと高校生の時見たエロ雑誌で思ったが、それが今自分を犯しているのだ。
その上陵刀がキスで口腔を犯し、手は一番敏感な所を握り扱く。
どんどん先走りが溢れて陵刀の手を濡らした。
目の前がスパークするように痛みと共に快楽が電撃のように脳を襲う。

「は・・・あぁ・・んぁ・・」

鉄生の声が徐々に艶めく。
全身が性感帯になったみたいに訳が分からない。

「可愛い、メロメロの鉄生くん。」
「岩城クン・・最高デス。」
「あぁ・・・あぁぁ!」
「僕も入っちゃおっと。」

え?今なんて?

朦朧とした意識の中鉄生はとんでもない言葉を聞いた。
逃げようとしても力が入らない。

「無茶シマスネ・・・」
「大丈夫、大丈夫♪」

そう言って陵刀は鉄生の下へ潜ると、リンのモノが入ったソコへ自分のペニスを宛がった。
リンが鉄生の体をしっかり押さえ陵刀へ沈み込ませるように腰を落とさせた。

「ぃぎ・・・ひっぃぃ」

裂けるギリギリまで鉄生のソコは広がり二人のモノをくわえ込んでいた。

「鉄生くん・・・ゆっくり息をはいて。」
「キツ・・・い・・」

鉄生は陵刀に抱きつくようにして必死に呼吸を整える。

「さぁ・・鉄生くん。これからだからね♪」

陵刀の鬼畜な笑みが焼き付く


■■■■■

なんでこんな男を好きになってしまったのだろうか・・・
ベッドの横で眠る陵刀を見つめる。

あの後、リンはいつの間にか帰ってしまっており自分は陵刀の部屋に連れてこられた。
何か必死の様子で陵刀は朝まで鉄生を抱いた。

「馬鹿たれ・・・」

結局こんな男を許してしまう自分に苦笑する。
あとでたっぷり説教してやらなければ。

自分が誰のモノなのかなんて陵刀が一番分かっている筈なのに。

「まったく・・・」

鉄生はため息をつくと再び陵刀の横に潜り込んだ。
呑気に寝ている陵刀を突くと小さく鉄生の名前を呟いた。

まったくとんでもないヤツを好きになったもんだ。










もっと

KISS ME&LOVE ME★


■END■



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