「お風呂・1」
「ねぇ、鉄生君」
「ん?なんだよ」
湯船に浸かって此方を見ていた陵刀が声を掛ける。
浴室に響く声が耳に心地よい。
「髪の毛、僕が洗ってあげよっか♪」
「なんだよ、急に。」
陵刀が湯船からあがり鉄生の後ろに回る。
「いいじゃない。」
「・・・ん。じゃぁ頼むわ・・・」
シャカシャカと髪を洗う音だけが響く。
・・・人に洗われるの気持ちいいな・・・
「鉄生君の髪、太陽みたいだね。」
「ただの金髪じゃねぇかよ・・・けっこう痛んでるし」
「じゃぁ、今度いいトリートメント買ってきてあげるよ」
「あぁ、じゃぁ今度な」
言って鉄生は赤面する。
今度って・・・またコイツんち来て・・・風呂に入るようなコト
いたしちゃったりして・・・で、一緒に・・・・うわぁぁぁ
「どうしたの鉄生君?」
「な・な・なんでもねぇよ!」
のぞき込む陵刀から顔を背ける
・・・何考えてんだよ俺は・・・
「また一緒にお風呂入ろうね♪」
頭を洗う陵刀の手がとても気持ちよかった。
END
「お風呂・2」
槻也
まだふらつく足で鉄生は必死に浴室に向かった
「あれほど中だしするなって言ったのに!」
直接本人に言わず浴室のドアにあたる
陵刀のマンションに来るのも、行為をするのも苦痛ではなかった
むしろ陵刀は最高の快楽と愛情をくれる。
しかし・・・
中に出されるのは頂けない
快楽におぼれる寸前自分は陵刀に必死に訴えたのに・・・
また・・・
シャワーをひねり大きくため息をついた
「責任持って後始末します」
「うわ!?何入ってきてんだよ!」
「だって鉄生君怒ってるから・・・」
「当たり前だろ!!」
叫ぶ鉄生の唇を奪うと後ろから抱きかかえた。
片足を抱えると鏡に向かって陰部を晒した
「や・・やだ・・・」
「だめだよ。しっかり出さないと♪」
クチュと音を立て陵刀の指が入っていくと中からドロリと
白い精液が流れだした。
ついさっき陵刀が鉄生の中に吐き出した精液が
鉄生の足を伝い落ちる
「ごめんね、いっぱい出しちゃったね」
グチュグチュと中に吐き出されたモノを掻き出した。
「あ・・・あぁ・・ばか・やろ・・」
結局風呂場でもう1R
END
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