「風邪」
「だからあんな所で寝るなって言ったのに・・・」
あきれ顔で陵刀がそう言ったが俺はそっぽを向いて
ティッシュで鼻をかんでいた。
ズルズル・・・
「うるへぇ・・・」
「もう・・・ばっちぃんだから・・・」
これ以上話していても怒られるばかりなので布団に潜り込む。
「クスリ飲んだの?」
あぁ、そう言えば昨日の夜飲んでそれっきりだ。
布団を腰まではがれる。
「飲んでないね?」
「・・・忘れてた。」
ちょっとしゅんとなる
ため息をつくと陵刀が部屋を出て行った。
陵刀が水とクスリを持って再び戻る。
が、自分にそれは渡されることなく陵刀が自分で口に含む
陵刀の顔がどんどん近づく。
熱があるせいか心臓がドキドキと早くなる。
ゴクリ
口移しでクスリを飲まされた。
「・・・て・・・てめぇ!!」
「座薬のほうが良かった?もちろん四つん這いにして
奥まで挿入してあげるよ♪」
「!!!!!」
俺は慌てて布団に潜り込み丸くなった
END
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