ドフラミンゴ誕生日SS






「LOVERS」




BY 槻也







その日、ドレスローザの国王である彼は珍しく声を荒げていた。


「今日ぐらい素直に俺の言う事を聞け!」
「何が今日くらいだ・・・いい年して。」

わざわざ来たのに何を言っているんだとローはため息をついた。

「誰のおかげで立派な海賊になれたと思ってやがる。」
「・・・コラさん。」

ドフラミンゴがあからさまにムッとする。

幹部に頼み込まれ、ドフラミンゴの誕生日にわざわざ彼の元に来たが、
生憎“可愛げ”なんてモノは持ち合わせていない。
正直、自らがドフラミンゴの誕生日を祝うなんて女々しい事はしたくない。
大体、彼も自分も“誕生”に関しては嫌な思い出しかないのだから。


それでも・・・


「たまには可愛く迫ってみろよ?」
「嫌だ。」
「・・・まぁ、無理にでも楽しませて貰うがな。」

そう言いながらローの身体を操ると自分の前に立たせ、服の中に手を滑り込ませてきた。

(いつもと変わらないじゃないか・・・)

もう一度大きな溜息をつくとローは上着を脱ぎ去り、上半身裸になって
ドフラミンゴの膝に跨がった。




「今回だけだ・・・」







静まり返った部屋に二人の呼吸が響く。

ドフラミンゴの唇にロー自ら口付け、舌を絡めて愛撫する。
いつもは半ば無理矢理にされている行為も自分が主導だと妙な気分になってくる。
必死の自分を邪魔するようにドフラミンゴの指がローの乳首を転がし弄んでいた。
ピクピクと震えながらドフラミンゴの手を払う。

「手を・・出すな!」
「可愛い事してくれるじゃねぇか。」
「う・・うるさい・・だまって・・・んっ・・」
「自分でキスして興奮してるのか?」
「違う・・・」

不意に股間をズボン越しに撫でられ腰が跳ねた。
すでに布を押し上げ半勃ち状態のローの下半身は敏感に反応し腰を揺らす。
ドフラミンゴの手から逃れようとして身を捩るが、彼の股間に尻を擦りつけて
まるで強請っているようだった。
硬く昂ぶったドフラミンゴのペニスの形をはっきりと感じる。

「俺は興奮してるぞ。」

ドフラミンゴはファスナーを降ろし、窮屈そうなそこから自分のペニスを出した。

「お前が珍しく俺にサービスしてくれているからな。」
「なっ・・何出してんだ・・」
「お前がこんなにしたんだぞ?」
「・・・」
「可愛いぜ、俺のロー。」

二人の間で反り返ったドフラミンゴのペニスが凶悪に脈打っている。
彼の雄にローは思わず喉を鳴らして唾を飲み込む。

「来い、ロー。」

ドフラミンゴはソファーに横になるとローの下半身が目の前に来るように自分の上に
跨がらせ“69”の体勢になる。
いつの間にかズボンを脱がされ、ローのペニスも晒された。
ローの目の前にドフラミンゴのペニスが突きつけられ浮き出た血管まではっきりとわかる。

命令も強要もされていないのに、ローはゆっくりと目の前のソレに舌を這わせた。
自分からするのは初めてかもしれない。
いつもは頭を押さえつけられ強引に口腔内に射精されていたが今日は自分に任されている。
ドフラミンゴが喜ぶ愛撫を思い出しながら、裏筋に舌を這わせ先端を口に含む。
たっぷりと唾液を絡ませて口いっぱいに含み扱くように頭を上下した。

「ん・・・ふっぅ・・」
「俺のを舐めてるだけでイキそうだな。」
「んっ・・あぁぁあっ!」

突然、ドフラミンゴがローのペニスを舐め上げた。長い舌が絡みつくように這い、
先端の鈴口を広げるように舌先をねじ込まれローはガクガクと腰を震わせ悶える。
彼のペニスを握ったまま、力の入らないローはドフラミンゴの上に倒れ込んだ。

「どうした?もう終わりか?」
「やぁ・・・やめ・・あぁう・・ん」
「俺より先にイクなよ。」
「っ・・くそ・・・」

必死に体勢を起こし、ローは再びドフラミンゴのペニスを口に含み頭を上下した。

「良い子だ。ご褒美をやろう。」

そう言うとドフラミンゴの舌がローのアナルへ移動し入り口を擽る。

「ひぁあぁぁっ・・・」

片手でペニスを扱かれ、もう片方の手で尻肉を開いてアナルを晒され、舌で愛撫されると
ローは嬌声を上げて悶えていた。

クチュクチュと卑猥な音が響き入り口が濡れてヒクつく。
ふやけてほぐれたソコに太い指が侵入し付け根まで埋め込まれる。内壁を掻き回すように
指が出入りすると、自然とローのアナルは動きに合わせてキュウキュウと締め付けていた。
更に指が増やされ内壁を抉って一番敏感なところを擦られるとあっけなくローは達した。

「あっ・・あぁ・・・」

ドフラミンゴは力の抜けたローを抱き起こすと自分の方に向かせ足を持ち上げた。
ゆっくりと腰を落とし、ローのアナルにペニスを突き入れる。アナルが裂けるような
彼のペニスの存在感と圧迫感に息を飲む。

何度抱かれてもこの瞬間は緊張する。

目一杯広げられたアナルは傷つくことなくドフラミンゴを受け入れていた。

「俺のモノを締め付けて離さねェな。」
「あぁ・・苦しぃ・・・動く・・な・・」

腰をピッタリと付け、最奥までペニスを埋め込まれたまま腰を揺すられる。
掻き回すように内壁を抉り、敏感な前立腺を直接押されているような快感にローの腰も
動きを追って淫らに揺れた。

「あぁ・・ん・・ソコ・・ぃや・だ・」
「可愛いぜ、ロー。」
「もう・・」
「もっと喘げ。俺を求めろ。」

グチュグチュとアナルを犯す音がローの聴覚も犯し羞恥を煽る。
すっかり気を良くしたドフラミンゴはローの唇に乳首に何度もキスをし緋色の痕を残す。

「ド・・ドフラミンゴ・・・」

ローがドフラミンゴの首に手を回しキスを求める。

「俺のロー。」

満足そうにドフラミンゴが笑う。
激しく腰を打ち付けられ、次の瞬間ローの中でドフラミンゴのペニスが大きく爆ぜた。

「ひあぁぁぁあっ・・・」

同時にローも背を撓らせ絶頂する。

ドクドクとローの中に熱い精液が注がれた。
ペニスの抜けたアナルから白濁した精液が伝い落ち、ローは四肢を放りだし肩で呼吸し
余韻に浸る。

「まだだ・・・」

力尽きたローを余所にドフラミンゴが更にのし掛かってくる。

「ま・・まって・・・」
「お前からの祝いだからな。たっぷりと堪能させて貰うぞ。」
「そんな・・・」




いつも以上にしつこく、何度も犯され、ローはいつの間にか気を失っていた。










「だから嫌だったんだ。」

腰を叩きながらローはフラフラと身支度を調える。

「しばらく滞在していけば良いだろう?」
「ふざけるな。」

ベッドの上で裸のままのドフラミンゴがニヤニヤと嫌な笑みを向ける。

こんな所に長居をしていたら本当に壊されてしまう。
部下達にもすぐに戻ると言ってあった。

「今回だけだからな・・・」
「どうだろうなァ」

ドフラミンゴを睨み付け、ローは最後にもう一度キスをすると無言で去った。





「・・・たまらねェな。」














END









遅くなりましたがドフラミンゴの誕生日用に書いたSSです。
ローがミンゴの部下のままの設定です。
嫌がりながらもお祝いご奉仕するローでした。

2014/10/29

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